いいとこたくさんつなげよう。開山1300年 いいとこ白山

石川県白山市

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いいとこ白山 白山開山1300年

白山開山1300年

富士山、立山とならび「日本三名山」の一つに数えられる白山。
古くから人々が仰ぎ見て、祈りをささげてきた“霊峰”に、越前の僧・泰澄(たいちょう)が初めて登ったのが、養老元年(西暦717年)のことでした。 9世紀になると、加賀・越前・美濃(現在の石川県・福井県・岐阜県)のそれぞれに馬場(ばんば)と呼ばれる登拝の拠点ができ、そこからの登山道が「禅定道(ぜんじょうどう)」として整備されるようになりました。

それから白山は、神と仏が共存する修験の場として栄えます。
加賀馬場の白山本宮(現在の白山比咩神社)、越前馬場の平泉寺(現・平泉寺白山神社)、美濃馬場の白山中宮長滝寺(現・長滝白山神社、長瀧寺)の三馬場を拠点に、日本全国に白山信仰が広がって行きました。 加賀馬場の白山本宮は、明治以来、全国約3千社の白山神社の総本宮・白山比咩(しらやまひめ)神社として崇敬を集めています。

明治になると、時の政府によって出された神仏分離令により、神と仏、神社と寺院がはっきり分かれることになり、続く廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の風潮の中で、白山にあまた祀られていた仏像は、ことごとく廃されることになりました。 千年以上続いた神仏習合の歴史はこのとき終わりを告げましたが、白山麓の村人たちは、山から下すことができた数体の仏像を、現在まで静かに守り続けています。

明治以降の白山は、信仰の山としてだけでなく、美しい自然を楽しむことができる山として、多くの登山者に愛されてきました。 高山帯を持つ山としては日本最西端に位置するため、生物分布を研究する上でも重要です。
特に、色とりどりの高山植物が咲く「お花畑」の存在は、白山が“雲上の楽園”とも呼ばれるゆえんとなっています。

このように、深い信仰の歴史を秘め、厳しくも美しい自然の中に私たちを迎えてくれる白山は、平成29年(2017年)
泰澄大師の開山から1300年の時を迎えます。

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